[先端医学研究所公開セミナー] 哺乳類に共通する養育行動発現の神経基盤の解明

<演者> 生体機能制御学部門 折笠 千登世 先生
<日時> 2017.3.30(木)15:00~16:00
<場所> 武蔵小杉病院 C館1F 会議室
<要旨> 人を含めた哺乳類では、未熟な状態で生まれる子の生命を 維持するためには、養育行動が不可欠である。生後間もない幼若な仔マウスは、
自らの体温を恒常的に保つことができないため、雌親マウスによる抱え込み行動が重要となってくる。 雄マウスではこのような養育行動を示すことはむしろ稀であり、
仔への攻撃行動(喰殺行動)を示すことがよく知られている。我々は、ddN 系統の雄マウスが、飼育環境の変化によって養育行動の促進が認められることを明らか
にしている。cFos発現を指標にして、養育行動にかかわる脳領域の解析を 行い、その結果から、環境の変化に対応して行動の変化をもたらす脳の責任部位および投
射経路を考察する。

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