[先端医学研究所公開セミナー] アフリカツメガエルを用いた血管の形態形成機構の解析

<演者> 病態解析学部門 藤原正和 先生
<日時> 2015.4.30(木) 15:30~16:30
<場所> 武蔵小杉病院 南館2F 講堂
<要旨> 血管は太い大動脈から細い毛細血管まで様々な大きさ のものが存在する。また、分岐頻度や微細構造も様々で、 血管は形態学的に極めて多様であることが分かっている。 しかし、この多様な血管の形態がどのように形成される のか、そのメカニズムについてはほとんど明らかになっ ていない。そこで、透明な体を持ち、血管の観察が容易に行えるアフリカツメガエルのオタマジャクシを用い、 生体内の血管がいつ・どこで多様な形態を獲得するのか を解析し、血管の形態を制御するメカニズムを明らかに することを目的とした。 今回は、これまで用いてきたmicroangiographyによる 血管の形態変化の解析結果や、現在作製中のトランスジ ェニックカエルTg (Xl Flk-1:mCherry)についての経過報告を行いたい

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